異常な猛暑を秋雨が冷ますように、一転して長雨が続いていた関東ですが、10月の第1日曜日は、久し振りにさわやかな秋晴れとなりました。 家庭サービスならぬ「妻サービス」をしようと思い、サンデーランチを、とんでんのお店で、<私のおごり>」で「何を食べても良いよ」と妻にごちそうしました。 ふと、隣の席を見ると、若いご夫婦がたくさんのメニューを見ながら迷っています。近くを通ったフロア-係を呼び止め、「すみません。神奈川方面から来て、初めて利用するのですが、今日のおすすめはなんですか」とたずねている。 「そうですね。お客様、お好きでしたら、本日はおいしい生いわしが入荷しています。それから、お客様、私共とんでんでは自慢のおせち料理を毎年、販売しているのですが、そのおせちに盛り込んでいる北海道産の活蝦夷(えぞ)あわびをぜひ、おすすめいたします」と、ご案内しました。 「じゃあ、いわしちらしの単品を二つ、僕はみそ汁をいわし汁に変更、彼女には、うーん、帆立とタラバガニが入った北海汁、でいいよね。それから、活あわびの握り鮨2貫盛りを2皿。小料理の知床鶏のねぎまを一つ、それ以上、食べられるかな? うん。やっぱり食べよう。炙りしめさば。デザートは、ピオーネのデザートで彼女には季節のフルーツ、僕はフレッシュピオーネのパフェ」と一気にご注文されました。 私たち夫婦も若いご夫婦に<負けず>に、妻は活あわびの入った北海特選鮨の単品、きのこ汁、私は、さんまの特選鮨と北海道そば、デザートは妻が黒ごま小倉ソフト、私は巨峰のシャ-ベット(ピオーネ添え)を注文しました。 日曜日のお昼のランチタイムですから、三世代ご家族のお客様が多く、ご家族でご利用のお客様が本当に楽しそうに食事を楽しんでおられました。 待つこと数分という感じで、隣席の若いご夫婦も料理の出てくる速さに驚きつつ、もっと驚いていたのは、いわしちらしの盛り付けです。若い奥様が「メニュー写真よりもきれい。わざよね、これって。すばらしい」と、感動の声があがりました。そして、口に運び「おいしい」と、うなずいています。 次に若いご主人が、口に入れて、目をひときわ見開いて、「コリッコリッ」と感動の声をあげたのが、活あわびのにぎり鮨でした。それから、いわし汁のつみれを口に入れて「フワッフワッ」と連続しての感動の声。黙々と知床鶏のねぎま、炙りしめさばを召し上がって、「間違いない」と。 さらに駄目を押すかのように、デザートのフレッシュピオーネのパフェを召しあがって、今度はストレートに「うまい!」と、奥様に、パフェの上に乗ったソフトクリームを一口すすめます。もちろん、「おいしい」と。そして奥様は、ソフトクリームの単品を追加オーダーされました。 おいしものをすべて制覇したようにお会計に立たれ、「おいしかったです」と、さわやかにおっしゃられ、甘栗と大福をお買い上げになって、お帰りになりました。お車は湘南ナンバーでした。