関東では、気品のある牡丹(ぼたん)が咲き始めました。  通勤の車の中で聞くFMラジオから、「間もなくマザーズ・デー」という言葉が耳に入ってきました。  札幌で、一人で家を守っている筆者の妻の母から「母の日の花、届いたよ~」とうれしそうな声で電話がありました。  実母はとうにこの世を去りましたが、この世に「母」と呼べるのは彼女だけです。先月の札幌出張の際も、ホテルは妻の実家で、彼女がホテルのオーナーですから、気兼ねなく、気持ち良く過ごせます。  その彼女が、転んでもいないのに足がはれちゃって、と言うので見たら  どうも妙で、掛かり付けの内科医院にすぐに連れて行きました。自分ではとてもゆっくり歩いているつもりなのに、振り返ると彼女は春風を受けながら、息を切らせるほど一生懸命、私の後をついてきていました。とても小さくなった彼女は、まるで少女のようでした。髪は白かったけれど。  診察をしていただいたら、老化によって血液の流れが悪くなっているということで、血液の流れを良くするお薬をいただいて、ひと安心しました。 その病院の帰り、「看護婦さんたち」、彼女は看護師という言葉が余りお気に入りではないようで、呼び慣れた看護婦さんという言い方しかしないのですが、「看護婦さんたち、あなたの顔が私によく似ているって言うのよ。うちの婿(むこ)さんですと言ったら、ええ、そうなんですかと驚いているのよ。まったく変よね」と、うれしそうなのでした。  母の日の起源は、アメリカ説で言うと、南北戦争中に、マザーズ・ワーク・デイズと称し、敵味方を問わず負傷兵に手を差しのべようと呼びかけた女性がいました。その娘さんが、亡くなった母親をしのんで、母親が日曜学校の教師をしていた教会で記念会を持ち、母親が好きだった白いカーネーションを贈ったことに始まります。  その翌年、生徒と母親達が集まり、最初の「母の日」を祝ったとされています。アメリカでは1914年に、5月の第2日曜日が「母の日」と定められ、祝日となっています。  それにならって、日本でも1949年(昭和24年)ころから、5月の第2日曜日と定められたとのことです。  和食レストランとんでんでは、母の日メニューをご用意しています。 「母の日セットみやび」は、お鮨(まぐろ・鮭・グリーンアスパラ・桜えび・厚焼卵)、天ぷら、刺身、土瓶むし、豆のサラダ、香の物、食前酒(梅酒ですが、ソフトドリンクにお取り替えできます)、そして4種から選べるミニデザート付きです。とてもバラエティーに富んだメニューです。  北海道の和食レストランとんでんでは、このほかに2品のメニューがあります。同じく選べるミニデザート付きの「母の日えびす」。お鮨(中とろ・えび・鮭・ほたて・うに・いくら)、茶わんむし、お味そ汁。  これに、そばをプラスする「母の日えびす・そば」です。  大好きで大切なおかあさんを囲み、ご家族で楽しいひと時を、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒になってお過ごしになりませんか。  間もなく、マザーズ・デー、母の日です。