2月1日、関東は夕方から雪が降り、それから2日たった2月3日、節分の日も肌寒く、朝、戸外に駐車してあった車が氷でおおわれていました。  関東の大体の方々は、車のエンジンを始動させ、車の窓の氷が溶けるのを待っています。急ぐ方は、自宅からバケツにお湯を張って持って来て、車に掛けたりもしています。  筆者は何度も紹介していますように、北海道出身ですから、車に積もった雪を払い落とす、棒状の物を「年中」車に積んでいます。片方はブラシ状のもの、もう片方は三角の固いプラスチックのものが付けられています。  節分の朝、出勤しようと駐車場に行くと、隣に停めている、気の良さそうな30歳くらいの若い男性が、車にエンジンを掛け、窓ガラスの氷が溶けるのを寒そうに立って待っていました。  私は、先ほどの「雪氷除去器」で、自分の車の窓の氷を慣れた手つきでガリガリこすり取り、余計なお世話と思いつつも、いつになったら溶けるかわからないのを待っている「隣人」さんを思いやりました。  そうだ、彼の車の窓もガリガリこすってあげようと、「氷、取りましょうか」と言ったなり返事も聞かず、手早くガリガリこすり「これで運転できるでしょう」と、「すみません」の彼の声を背に私は先に車を走らせました。  ちょうど小学校の子らの登校時間で、歩道に張った、あちこちの水たまりの氷が面白くてバリバリと音を立てて踏んでいます。天真爛漫な彼ら、彼女らにはどんなものでも遊び道具にできる天才的なものがあります。  昨夜、共稼ぎの私の妻が仕事で十時過ぎになると、7時過ぎにメールがきたので、そうなると、夕食担当は私になるものですから、いったん自宅に戻り、洗濯物を取り込んだりお風呂を沸かせる用意をしたり、こまごまとした「家庭内所用」を済ませ、思いついたように出直すことにしました。  勤務する事務所の下の和食レストランとんでんに行き、2月3日に予約注文してあった「海鮮恵方巻」を1日前倒しにしてもらい、ほかに妻の好きなサラダ、そして本当においしい、とんでん製菓の「桜餅」をお持ち帰りにすることを店長にお願いしました。店長には「急いでつくらなくて良いからね。体が冷えたから近くの銭湯で体を温めてくるから。1時間後で」とお願いしました。  銭湯のジェットバスで体をほぐし、サウナで汗をしぼり、露天風呂で雲間の月を眺め、つかの間の(鬼のいぬ間の、妻のいぬ間の)ストレス発散 で心がなごみました。  そして銭湯から、9時もとうに過ぎてお店に注文の品を受け取りに行ったところ、お店の駐車場で車から降りるやいなや店長が駆け寄ってきて、品物を一袋にしたものを私に手渡し、「風呂上がりですから、寒い思いをさせてはいけないと思いまして」と、にっこり笑っています。きっと、私の車が駐車場に入ってくるのを気に掛けてくれていたのでしょう。  店長こそ、温かい室内からワイシャツ姿で冷え込んだ戸外に出て来て寒かろうに、と思い、その心の温かさに、また心なごむ思いがしました。むろん、私ばかりではなく、きっと顔なじみの常連さん、ご来店のどのお客様にも同じように、いや、それ以上に気配りをしているのだろう、と想像できました。  野球の試合でも、スポーツの世界でも、ふだんやっていることが試合に出てくる、とよく言われますので。  和食レストランとんでんでは、「ひらめ料理」を1月末日で好評のうちに終了し、2月1日からは味の良い「生さば料理」に替えています。 また、旬の苺(いちご)をデザートにした「いちごパフェ」「いちごソフト」「ミニいちごヨーグルト」「フレッシュいちごミルク」「フルーツのチョコレートフォンデュ」がお客様に喜ばれています。  中でも、「いちごパフェ」「いちごソフト」「ミニいちごヨーグルト」の北海道日高産生乳を使ったソフトクリームが苺の味と、とてもマッチしていて、女性のお客様にはとてもうれしい季節のデザートとなっています。  寒い季節にあっても、小春日和のような温かな心からのおもてなしで、皆様をお迎え致しますので、どうぞ、ご来店くださいませ。