雪の振る頃に脂がのって美味しくなる魚に鱈(タラ)があります。

 特に珍重されるのは白子で、これは精巣の部分です。形状が雲模様や菊模様をしている事から「雲腸(くもわた)」「雲子(くもこ)」「菊子(きくこ)」と呼ばれます。

 北海道では「たち」、秋田では「だだみ」と呼ばれ、地域によって色々な呼び方があるそうです。

 白子はビタミンDが非常に多く含まれています。ビタミンDの役割はカルシウムの吸収を補助するためで、ビタミンDが不足しているとカルシウムをたくさん摂取しても吸収が悪くなるとの事です。

 鱈は食いしん坊な魚で何でも食べてしまいます。これは冬以外、深海に生息しているため、エサがなく食べられる時に腹一杯食べるためだそうです。「タラ腹(ふく)食う」という言葉はここからきたようです。

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